Internet Of Things / Internet Of Everything / Machine to Machineの略です(以降IoT)。
すべてのモノやコトがインターネットやネットワークにつながり、新たなサービスを行うことを意味します(モノのインターネット)。 IoT端末は増加の一途をたどります。
世界IoT市場は、2013年の1兆3千億ドルから、2020年には3兆400億ドルに拡大すると予想しています。
IoTの巨大なマーケットが今生まれ始めています。
IoT製作には、インターネット、製造マネジメント、ソフトウエア、ハードウエア、無線関連知識が必要で、複数業者への見積依頼をすると時間やコストが膨大にかかります。
さらに、横断的な総合知識がないと、予算、納期などの制約がある中で最適解を得ることが困難です。
本サービスでは、限られた制約の中で最大限できることをマネジメント致します。
試作には企画、デザイン、設計、開発、テスト、納品という流れが例としてあります。
重要なことは高度なプロジェクト管理能力です。横断的な総合知識なく進めると問題が発生します。
例えば、現実的でない納期、予算超過、デザイン重視による作り直し、最適な技術者不在など、様々な問題が発生します。
本サービスではそういった問題を未然に防ぎ、目的や予算や納期に合う最適解をご提案致します。
量産を視野に入れる場合、プロトタイプは量産を意識する必要があります。
プロトタイプ製作後、量産設計にし、商品特性や予算やボリュームによって、工場を選定しなければなりません。
さらに通信国際法やリスクアセスメントや保険などや在庫リスクや在庫管理方法や保守管理体制なども検討する必要があります。本サービスでは、これら量産に向けてのコンサルティング・サポートも致します。
http://atl.recruit-tech.co.jp/lily/
本プロジェクトでは、企画からハードソフト制作、動画製作まですべてマネジメントし、3ヵ月前後時間を要しました。内容は動画をご覧ください。
全てのモノをインターネットでつなぐIoTは多くの産業に革命的な変化をもたらすだろう。インターネットの情報能力を活用しながら、より的確にニーズに応えるサービスを実現するために、今後、IoTに対応した製品の開発ラッシュが起こることは必定である。そして、その競争に対応できるか否かで企業の競争力が大きく左右される。ところが、IoT製品開発は従来の精緻さを求めるハードウエア開発と、ダイナミックさを求めるインターネット開発の両方の能力が必要で、されにそれらを連結させるスキルを必要とする。そのようなことができる人材を社内に抱えられる企業は少ないだろう。そんな中で、EstiMakeは単なる見積もりサービスであることを超えて、開発に必要な資源を探索し、トータルな形で提案してくれるサービスだ。慶應SFCのネット文化の中で育ち、産業界で経験を積んだ卒業生が中心となって、時代の要請に応えるサービスを立ち上げてくれたことを頼もしく思っている。
國領 二郎
1982年東京大学経済学部卒、日本電信電話公社入社。92年ハーバード・ビジネス・スクール経営学博士。93年慶應義塾大学大学院経営管理研究科助教授。2000年同教授。2003年同大学環境情報学部教授などを経て、09年総合政策学部長。2005年から2009年までSFC研究所長も務める。2013年より慶應義塾常任理事に就任。主な著書に「オープン・アーキテクチャ戦略」(ダイヤモンド社、1999)、「ソーシャルな資本主義」(日本経済新聞社、2013年)がある。
國領 二郎
1982年東京大学経済学部卒、日本電信電話公社入社。92年ハーバード・ビジネス・スクール経営学博士。93年慶應義塾大学大学院経営管理研究科助教授。2000年同教授。2003年同大学環境情報学部教授などを経て、09年総合政策学部長。2005年から2009年までSFC研究所長も務める。2013年より慶應義塾常任理事に就任。主な著書に「オープン・アーキテクチャ戦略」(ダイヤモンド社、1999)、「ソーシャルな資本主義」(日本経済新聞社、2013年)がある。